本プロジェクトの設立主旨

我が国における里山は、統計上は天然林(天然生林)とされていますが、実際は、数百年以上も人が燃料等の資源として使ってきた「人が作った林」(二次林)です。日本には、多種多様な樹種が混在する広葉樹林が針葉樹人工林と同程度の広大な面積を構成しており、木材として利用可能なサイズと質の樹木を蓄積しています。しかし、これまで家屋の内装や家具用材の大半を輸入に頼ってきたことに加え、里山林は主に燃料として使われてきたことから、大木になった今も利用されずに放置、あるいは安価なパルプ材となっているという課題が浮き彫りになっています。
また、近年は、里山の荒廃が進む一方、輸入材の高騰への業界の不安があることから、国内の広葉樹を用材として積極的に使うことが重要視されており、それに賛同する企業や地方行政、森林組合も増加傾向にあります。
これらのことから、今後の課題を、これまで流通してこなかった里山材を伐出し、適正な価格で販売することと捉え、我が国における広葉樹林管理や市場の課題について理解するとともに、広葉樹のもつ多様な用途開発と価値向上、また、ビジネスとしての利用促進を目指すため『国産広葉樹活用プロジェクト』を設立いたしました。

プロジェクトメンバー

以下50音順

・株式会社Andeco

https://www.andeco.co.jp/

弊社では、アナログ領域とデジタル領域を組み合わせた開発や総合的なサービス提供を得意としており、エリアマネジメント開発、建築企画、環境資源の三本柱で事業を展開。本プロジェクトでは、弊社開発のNFCチップやトレーサビリティシステムの導入によって、森林や木材の有効な資源活用を目指す。

・カリモク家具株式会社

https://www.karimoku.co.jp/

神戸大学 農学部森林資源学研究科教授 黒田慶子

プロジェクト概要 http://www2.kobe-u.ac.jp/~kurodak/mokuzai.html

森林病理学,樹木組織学。ナラ枯れやマツ材線虫病の発病メカニズム,樹幹の水分通導などミクロな世界を研 究する一方で,予防医学の観点から里山や人工林の健康維持に取り組む。里山植生及び木材利用の専門家として本プロジェクトのリーダーに就任。

・ SHARE WOODS

http://www.share-woods.jp/

森から採れる木材の価値を再構築し、新たなデザインとして提案するウッドデザインのプラットフォーム「シェアウッズ」の運営。無垢フローリング等の内外装木質建材から家具や木製品等の商品開発及び販売。本プロジェクトでは、伐採した原木から製材、製作までのプロセス検証を担当。

信州大学 特任名誉教授 浅野良晴

木材トレーサビリティのテクニカルアドバイザー

・SAKUWOOD( 一般社団法人 創造再生研究所)

http://www.sakuwood.com/

・ひだか南森林組合

当組合は、北海道のえりも町、様似町、浦河町において森林整備事業を主体に素材生産や加工事業を実施。本プロジェクトでは、実証フィールドとして参加協力。

お知らせ

国産広葉樹活用プロジェクト 発足記念公開ウェビナー

 2021年9月29日15時30分~16時30分(45分程度、質疑15分)

   内容:本プロジェクトの主旨説明、活動内容の紹介

   講演者(予定):黒田慶子神戸大学教授 浅野良晴信州大名誉教授

 申し込みはこちらからお願いします。

https://forms.gle/2BzpALTBSfXCogNF8

お問い合せ

里山広葉樹活用プロジェクト事務局

担当:西川・吉田

メール:koyoju@andeco.co.jp

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